成約実績
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第2創業のために保険代理店をM&A
売手概要
事業内容
損害保険代理店売上
1,500万内外売却理由
第2創業のため
買手概要
事業内容
損害保険代理店売上
非開示買収目的
規模の拡大
案件概要
1.売却の背景
対象会社は、業歴12年の損害保険代理店。海上保険という貿易時に利用される商材に特化した代理店であり、順調に業績を伸ばしていた。
コロナ禍で一時苦戦するも円安も相まって売上は好調に推移していたが、代表者が体調不良に見舞われたこと、また、保険代理店の開業前は別の事業を運営していたこともあって、損害保険代理店事業を売却し新しい事業を立ち上げたいという意向があった。
保険代理店を取り巻く市場環境も変化していることもあり、自身のノウハウを売却し新事業の開業資金とすることを決め、当社へ相談に至った。
2. 対象事業の強み
対象会社の強みは、海上保険という貿易用の商材に特化していたこと。
一般的な損害保険代理店は火災保険や自動車保険に注力することが多いが、対象会社は代表者の意向で創業時からこの商材に注力していた。
保険会社から受け取る海上保険の手数料率は安定していることもあり、一般的な損害保険代理店の評価額とは異なる基準で売却価格を設けることができた。
3. 買収の理由
買収を検討したのは、大手総合商社グループの損害保険代理店。
保険代理店を取り巻く市場環境が変化していることもあり、M&Aを検討し規模拡大を模索していた。
買手にとって対象会社の販路は被ることがなく、また、他の商材の販路としての検討もできることや取扱量が増加することによるメリットもあり、対象会社の買収を決定した。
4. ポイント
- 損害保険代理店の中で数える程しかないニッチな商材に特化していたこと。
- 買手にとって買収後の事業運営が分かりやすく、また伸ばせる余地が大きいこと。