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コラム

M&A仲介業者の手数料について

こんにちは、物語工房の岡村です。今日はM&A仲介業者の手数料についてお話ししたいと思っています。あくまでも小職の認識にはなりますが、是非参考になさってください。

1. M&A仲介業者に対して必要な費用

M&A仲介業者に対する費用というのは、大きく3つあります。

  1. 着手金
  2. 中間金
  3. 成功報酬

それぞれについて、説明していきます。

着手金というのは、M&A仲介業者に依頼をした後にお支払いをする性質のものです。業者によっては、売主、買主の本気度を図る意味合いで受領するとも聞いたことがあります。
一般的に返金ができないものになり、会社を売ると決心された方であれば、そのような費用をお支払いする必要はないというのが小職の考えです。

次に中間金です。これは、一定の買い手候補者とM&Aに向けた話し合いが進んでいる状況で、合意の条件を双方理解するために基本合意書と呼ばれる書面を締結するのですが、その際に求められるものになります。
相場としては、想定される譲渡対価の10%を求められることが多く、売主と買主双方から受領することもあれば、買主からのみ受領することもあるようです。
この費用についても破談した場合は返還されることがないので、小職個人としては不要なものと考えております。
成約するか分からないのに金を払うという行為は、中々ハードルがあるとも思いますし。

最後に成功報酬です。これはM&Aが実行されてから請求される報酬であり、一般的な商売と照らし合わせても通常の商流の中で起きることなので、納得感のあるものだと思います。
報酬の計算方法はいくつかあるようで、それについては後ほどご説明します。
報酬体系は自由競争である以上、各M&A仲介業者の考え方によって着手金が必要な業者や完全成功報酬制など変わりますので、ご依頼される時は十分ご確認ください。

2. 報酬体系によって受けられるサービスが変わるのか

さて、報酬体系が複数あることを説明しました。
では、これによって受けられるM&Aのサービスが変わるのかというと、総じて変わらないと思います。
目的がM&Aを成立させることであるという前提条件が同じだとすると、成約に向けた努力をM&A業者としてはするはずだからです。
申し上げた通り、業者間の方針の違いによるものなので、お金を払えばきちんとしてくれる、というような妄想は捨てましょう。

3. FA業者と仲介業者では違うのか

FA業者との違いについてもよく聞かれるのでお答えします。
手数料の形態については、M&A仲介業者と変わらない仕組を採用している会社が多いです。
従って、手数料によって業者のスタンスに変わりはないということはお伝えできると思います。
少し脱線しますが、私は前職時代にFA業務も手がけたことがあります。
M&Aの成約がゴールであることを鑑みると、結局はどちらも間に入る一業者であり、売上の前提がM&Aの成約であることからすれば、性質は同じだと思っています。
よく、FAは片方にアドバイスをするから良いのだ、仲介は利益相反だと指摘されることもありますが、FAでもアドバイザー通しの腹の探り合いはあります。

仲介は利益相反でFAは正義という考え方は、お客様を馬鹿にしています。
なぜなら、最終的な決定はお客様にあって業者ではないからです。
それとも皆様は、自分のことを人に委ねるのでしょうか?考えればおかしいことがわかると思います。
そもそも、利益相反は社内の人間が社外の人間に対して会社の利益に反して何らかの便宜を図る、もしくは測ってもらう代わりに自分の得を得るような話です。
業者はどこまでも外部の人間ですから、利益相反ということが起きえないのです。
これだけ利益相反という言葉が喧伝されるのは、単純なやっかみに過ぎないと思っています。
元々M&Aは大企業が行うものでそれに従事する人はホワイトカラーの中でも花形の人たちですから、そうでない人らがM&Aを広めたことに対してM&Aはこうだ!と言いたいだけなのではないかと思っています。 そういう主張は、今日本で元となったM&Aという方法論の基になる文化的な思想、旧約聖書からきた宣誓の概念を無視した、情けない話です。

4. 仲介業者の報酬体系を比較してみる

では、M&A仲介業者の報酬形態を比較してみましょう。

上場会社によってもスタンスが全然違うことがわかりますね。また、弊社の圧倒的なメリットはご理解いただけるかと思います。
なぜ売主は無料なのかについては、こちらのページをご覧ください。

5. どういう業者が良いのか

ここまでM&A仲介業者の手数料についてみてきました。
実際に誰に相談すべきなのか?について小職の見解を申し上げると、M&Aをきちんと成約させることが目的なわけですから、最も安くかつそれなりの経験値を積んだ人物に任せる、ということになると思います。

6. 終わりに

いかがでしたでしょうか?弊社は売主は完全無料のM&A仲介業者として、皆様のお役に立てるよう誠心誠意活動していく所存です。
ご不明な点があれば何なりとお申し付けください。それでは。