代表挨拶
初めまして、株式会社物語工房という小さな会社をやっています、岡村新太と申します。
私は、売主は完全無料のM&A仲介業を始めました。
お仕事のご相談を頂く前に、少し、私のことをお話ししたいと思います。
景気が良い時代を知らない...
私は生まれてこの時まで、景気が良い時代を生きたことがありません。これまで世の中で聞いてきたことは、とにかくお先真っ暗な話ばかりでした。
多くの識者たちはとにかくもう日本はダメ!グローバルに出ないとダメ!円安が到来して国が終わる!ととにかく偉そうに言っていたことを鮮明に覚えています。
世の中を知らない私は、そういう情報を自分で考えることもなく真に受け、これから大丈夫なのか、漠然と不安を持ちながら日々を生きてきました。
だから、なんとなく潰れないであろう会社に入社を希望し、非常に打算的な理由で大学卒業後地元の地方銀行に入社しました。
大きな会社でしたから当然全てのやり方が決まっていて、なんとまあ自分に合わない会社に入ってしまったことかと、日々後悔していたのです...!!!
地方で出会ったM&A
私がM&Aというものに出会ったのは、銀行を辞める1年程前のことです。
運が良いことに一度に複数の事案を目にしました。
真山仁さんの小説が好きだったのでM&Aという概念は知っていましたが、初めに出会ったのは当時担当していた不動産会社さんがたまたま持っていた美容室1軒を売却する話。
それは小さな案件ではありましたが、当時の私にとっては自分が手伝えるかもしれないという点に非常に嬉しい気持ちがあったと同時に、こういう話が日常的なものということを知る良いきっかけになりました。
二つ目は、同僚が担当していた建築会社がM&Aで大手企業に売却をした話です。
その会社は私が所属していた店舗でも有数の取引先でしたが、なんとその会社を買ったのは、私の勤務先と非常によく取引がある地元の有力企業だったのです...!!!
当時私が会社から教えられていたことは、とかく“人間力を磨く”ということでしたが、その同僚はとても優秀だったはずなのに、結果としてM&Aという経営戦略の相談相手としては全く相手にされていなかったのです。
この事実が、私が会社の言う“人間力を磨く”ということは実はすごくずれていることではないか?と思うきっかけとなり、M&Aの世界で戦う決め手になりました。
かえでFA時代において
私の前職はかえでファイナンシャルアドバイザリーという、独立系の小さなM&Aブティックです。
業界の人でなければ知らない、まさに知る人ぞ知る会社ですが、代表の佐武は日本の中小企業のM&Aの第一人者の一人で、皆様もよく知るあの会社やこの会社のM&Aに関与してきた人です。
多くの同僚がなんで小さな会社に?と思ったことでしょうが、私がこの会社に入社したのは、本当に仕事を自分で作れる環境があったからです。
最初は上席と共に再生系のM&Aを中心にM&Aに従事し、在籍2年目以降は主にWEBから集客を行ってお客様と商談をし、M&Aの成約を積み上げました。
私が本当に幸運だったのは、多くの類型のM&Aに触れることができた、これに尽きます。
事業承継は勿論、再生系、クロスボーダー、ベンチャーのM&Aおよそ考えられるM&Aは全て触れることができ、当然それぞれ形が違いますから、自分で考えてスキームを組み立て、人を巻き込み形にしていく。
仕事をするとはどういうことなのかということを突き詰めて考えることができたと同時に、仕事をする上でのルールは自分達で作ることができるものだということに気がつくことができました。
私が作る未来
皆さんは、世界中で中小企業の事業承継が叫ばれていることはご存知ですか?
これは何も、日本特有の話ではありません。
例えば米国を見てみますと、business brokerageという私たちと同じような仕事をする業種がありまして、本当に小さな屋台や小さな飲食店、そういうものを売っている。
誰が買うのかというと、米国は移民の国ですから英語にまだ慣れない移民の人々が自らの生活のために事業を買い、生活の糧にするのです。
元々はベトナム戦争を契機に米国民自体が自分で商売を興した流れがあって、こういう仕組が出来上がっています。
私は、こういう資本の移動が気軽にできるからこそ、米国は今も世界の大国たるのだろうなあと思っています。
さて、日本の場合はどうでしょうか?事業という資本の移動が活発になるのは、今までなかったわけですから、本当にこれからのことだと思いませんか?
日本はもう30年近く経済規模も給与水準もほとんど変わっていません。他の国はどんどん変わっていっているのに。
停滞する今の流れを突き破る1つの策として、M&Aはとても有効な手段であると私は思います。
M&Aがもっと活発になるための解決策は一つで、売り手はより売りやすく、買い手はより買いやすい環境にしてあげることに尽きます。
だから私は、売主は完全無料のM&A仲介業を立ち上げました。これなら、売主はより相談しやすく、買主は不要なfeeを事業投資に活用することができる。
このやり方を持って、私はもっと沢山の人が事業を気軽に始められる環境を整えようと思っています。
自分で商売をするということは、“自分で考え決断しその行動に責任を持つこと”に他なりません。
そこには、必ずそれぞれの物語があります。
私はお客様の築いてきた“物語”を次の世代に紡ぐお手伝いをすると同時に、次の世代が新たな時代の“主役”になれるよう、皆様と“物語”を創っていく想いで、社名を物語工房にしました。
皆さん是非、私に相談してみてください。
私であれば、例え赤字だろうとその会社に光るものがあって条件さえ整えることができれば、売れない会社はありませんので!!!
それでは、お会いできることを楽しみにしております。
プロフィール
岡村 新太おかむら あらた
早稲田大学人間科学部卒。
株式会社福岡銀行を経てかえでファイナンシャルアドバイザリー株式会社に入社。
4年半程中小企業のM&Aに携わり独立。
- 保有資格
- 上級ウェブ解析士
- 取材対応
-
日経新聞社:
会社概要
- 会社名
- 株式会社物語工房
- 代表者
- 岡村 新太
- 事業内容
- M&Aコンサルティング
ECコンサルティング - 所在地
- 東京都渋谷区神南一丁目23番14号
- 設立
- 令和4年8月