経営理念
Mission
人の可能性に投資する社会の実現
“M&Aとは人の可能性に投資することです。”
M&Aの本質とは何かと質問された時、私はこのように答えます。
なぜなら、M&Aとは会社で働く人々が生み出す付加価値に魅力を感じて、投資を行うからです。
日本経済は失われた30年と言われます。
私は、その根本的な原因は社会全体として人に向き合うことを止め、“人よりカネ”の風潮が蔓延した結果だと考えています。
企業は付加価値を競争しています。付加価値を生み出すのはそこで働く人々に他ならず、人に向き合わない会社は自らが積み上げた資産を食い潰すことになり、結果として競争力を、やがて考える力すら失います。
幸いなことに私は、国内の様々な業種、地域の法人を見てきました。
そこで見たものは、“人よりカネ”の発想で人に投資することをやめ業績が苦しくなる一方の会社もあれば、“カネより人”の発想できちんと人に向き合い業績を伸ばし続けている会社もあるという事実です。
このような事実を知った私が、日本社会に対して、今を生きる責任ある社会人としてできることは、M&Aを活用し、“カネより人”の発想で行う、人の可能性に投資する社会の実現を提唱することだと考えました。
成功し続ける企業運営において最も重要なことは、企業は付加価値を磨き続けることから逃げてはいけない、それを創る人々に向き合うことから逃げてはいけないということです。
人の可能性に投資をした結果、より豊かな未来を提供する会社を増やす。
これを実現することにより、日本社会の抱えるあらゆる問題を解決することができるし、人々が今日よりも明日は明るいと思える社会を目指します。
弊社は、そのような社会を提供できるよう、M&Aを提案し続けたいと思っています。
Vision
熱くなれ
弊社のミッションである人の可能性に投資する社会の実現には、社会の当たり前を疑い、考えることが求められます。
社会の常識を疑い抗うことは決して簡単なことではなく、幅広い知見を持って、世の中に対峙する目を持っておく必要があります。
弊社のミッションを体現できる人材は、こういった熱い気持ちを持った人でありたいと考えています。
Value
無責任なお代官様になるな
現代社会では、世に自分の意見を問うこと自体簡単にできてしまいます。
しかし、その言動で起きた結果に対し、責任を取らず曖昧に逃げる情けない大人があとを絶ちません。
私は、発言を行う以上、それにより発生する責任と向き合わないということはありえないことだと考えていますし、また、行動が伴わない発言に対しても強い拒否感を持ちます。
弊社のために働く人々には、自由闊達な意見を言える環境を用意します。
しかしそれは、自分の言動や行動で起きた結果に対してきちんと責任を取ることと表裏一体です。
社会人である以上、言葉を発する以上は具体的な行動が伴うかどうか、論理的であるのかどうか、そしてその行動が関係者に対して筋を通せるものなのかどうか。
弊社は、常に責任ある行動を心がけ、無責任なお代官様を気取らず、人の可能性に投資することのできる豊かな社会の実現に向けて日々行動して参ります。